どこの施術院にいってもよくならない、かつての私自身がそうでした。症状を話すと、おそれをなして「それは医者の分野です」と冷たく言われたこともありました。
しかも、病気ではないのにです。でも、病気以上に苦しい症状があるから来たのです。結局、私の場合は自分で治そうと決意し、東京の医療専門校に入りました。43才のときです。
現代はストレス過多の時代です。それにともなって、いろんな疾患が増えています。当然、病気の方もおられるでしょう。ところが、施術院に来られる患者さんの大半は病気でないのに痛みあるいは不調をうったえるのです。
現代医学はハッキリと検査にひっかかる症状には強い味方となります。しかしながら、あいまいなグレ-ゾ-ンにはすごく弱いのです。
その結果として、医学以外のいろんな分野の人たちが日々、研鑽しているのです。ただし、本物もあればそうでないものもあります。それは患者さん自身が、ご自分の眼力で見極めるしか方法はありまん。
私たちが生活するうえで、からだがつらいと感じるときには多かれ少なかれ疲労からきています。その疲労物質が慢性的 に筋肉内に溜まったときに、「なぜか最近つらいんだなぁ」と自覚するようになります。
パソコン画面を長い時間みていると、知らず知らずのうちに悪い姿勢になってしまいます。その結果、首・肩・背中・手首及びそ周辺の血流が障害され、主に首と背中一面の筋肉がパンパンに張ってしまいます。
そして、下図のイラストのように筋肉のなかにこりができてしまうのです。
このようなこりができてしまうと、からだは自力で治癒することはできません。なりよりも、筋肉をほぐすのを優先すべきです。
それも、こった筋肉の深部に押圧をかけながら潰すようにしなければよくなりません。それには当院独自のテクニックが効果を発揮します。どこにいってもよくならなかった方の症状が、数多く改善しています。
駆け込み寺のように思ってください。
このことを、自然治癒力の観点から推論してみましょう。人間本来のからだを治そうとするしくみから見ると、からだが疲労していると感じることは、からだ自身が「それ以上無理をすると今度は本当に病気になりますよ」と警告をしているのです。
つまり、そのひと自身の疲労度にあわせてからだが代謝の条件を低く抑えようと働くのです。したがって、疲れがたまっているので無理しないでおこうとなるわけです。
からだの警告を素直に受け入れられるひとは、疲労のとれ具合が早くなります。その分からだの諸条件も健康な代謝にもどるので、またバリバリ働けます。
ところが大概の人たちはここで無理をしてしまうのです。そしてグレ-ゾ-ンからレッドゾ-ンに足を踏み入れてしまうのです。頑張り屋さんに多いのです。
からだも疲れたときは休みたいと思います。ここで仕事などを優先してしまうと、からだに必要なエネルギ-が補給されずに消費する一方となります。これでは、からだがより悪化してしまいます。現代人の縮図を連想させます。
このこじれた状態が 病気でない病気の正体なのです。まだグレ-ゾ-ンのうちに気づいてください。